さいたま市の後期高齢者医療制度の被保険者は、「後期高齢者健康診査」を無料で、2027年(令和9年)3月13日(土曜日)まで受けられます。市の「後期高齢者健康診査のお知らせ」のページ(2026年9月30日更新)には、実施期間内に、後期高齢者健康診査と後期高齢者人間ドックの「どちらかを1回に限り」受診できると書かれています。人間ドックは費用負担があり、市が12,000円を助成して、自己負担は32,462円(眼底検査を実施しない場合は31,230円)です(2026年10月時点)。同じ年度に埼玉県内の他の市町村が実施する健康診査などをすでに受けている場合は、受診できません。
後期高齢者健康診査(無料)
- 対象者: 受診日において、さいたま市の後期高齢者医療制度の被保険者で、同一年度内にさいたま市で実施しているのびのび健診、国保人間ドック、後期高齢者人間ドックを受診していない人
- 費用: 無料
- 実施期間: 2026年(令和8年)4月27日から2027年(令和9年)3月13日(土曜日)まで
- 受診に必要なもの: 「後期高齢者健康診査受診券」と「マイナ保険証等」
- 受診できない人: 施設に入所中の人(サービス付き高齢者向け住宅の一部は除く)。同一年度内に埼玉県内の他市町村が実施する健康診査等をすでに受診している人
「マイナ保険証等」は、次のいずれかで、さいたま市の後期高齢者医療制度の被保険者であることの確認を受けるものです。マイナ保険証によるオンライン資格確認、マイナ保険証とマイナポータルの保険資格画面の提示、マイナ保険証と資格情報のお知らせの提示、有効期限内の資格確認書。
受けるまでの流れ
- 対象の人に、後期高齢者健康診査受診券(後期高齢者人間ドックと共通の受診券)が届きます。4月下旬ごろに送付した受診券は、がん検診等の案内と一体化しています
- さいたま市後期高齢者健康診査実施医療機関に予約します(受診券同封の一覧か、市のページの一覧)
- 予約した医療機関に、受診券とマイナ保険証等を持って行きます
- 後日、受診した医療機関で結果の説明を受けます
受診券をなくしたときは、市のページから再交付の申請ができます。区役所保険年金課でも再交付できるので、住んでいる区の保険年金課に問い合わせるよう書かれています。
健診の項目
基本的な健診項目は、受診した全員に実施します。
- 問診(既往歴、服薬歴、喫煙歴の調査、自覚症状、他覚症状の検査)
- 身体計測(打聴診・診察、身長、体重、腹囲、BMI)
- 血圧(収縮期血圧、拡張期血圧)
- 血中脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
- 肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))
- 糖尿病検査(空腹時血糖、ヘモグロビンA1c、尿糖)
- 腎機能検査(尿蛋白、クレアチニン、尿酸、eGFR)
詳細な健診項目は次のとおりです。血清アルブミン検査は受診した全員に実施します。貧血検査は、貧血の既往歴があるか、視診等で貧血が疑われる人に、心電図検査は、血圧が基準値以上か、問診等で不整脈が疑われる人に、医師が必要と判断した場合に実施します。
後期高齢者人間ドック(助成あり)
- 対象者: 後期高齢者健康診査と同じく、受診日においてさいたま市の後期高齢者医療制度の被保険者で、同一年度内にのびのび健診、国保人間ドック、後期高齢者健康診査を受診していない人
- 助成額: 健診費用のうち12,000円(同一年度内に1回限り)
- 料金表: 健診費用44,462円、助成額12,000円、自己負担額32,462円。眼底検査を実施しない場合は、健診費用43,230円、自己負担額31,230円(眼底検査未実施で1,232円安くなります)
- 検査項目: 後期高齢者健康診査の項目に、すい臓機能検査(血清アミラーゼ)、血清学的検査、呼吸器検査(胸部レントゲン)、消化器検査(食道・胃・十二指腸直接撮影(内視鏡も可)、腹部超音波、便潜血反応)、眼科学的検査(視力検査、眼底検査)などが加わります
- 注意: 眼底検査は、実施する医療機関と実施しない医療機関があります。医療機関独自のオプション検査や2次検査にかかる費用は、自己負担です
国保の人間ドックとの違い
国民健康保険の人間ドックは、市の助成額が11,000円で、自己負担額は33,462円(眼底検査未実施で32,230円)です。後期高齢者人間ドックは、助成額が12,000円で、自己負担額は32,462円(眼底検査未実施で31,230円)です。健診費用は、どちらも44,462円(眼底検査未実施で43,230円)です。国保の健診については、のびのび健診の記事にまとめています。
歯科健康診査は別の窓口
市のページには、口腔機能の低下や誤嚥性肺炎などの疾病を予防することを目的とした歯科健康診査は、埼玉県後期高齢者医療広域連合が実施する、と書かれています。2026年度の対象者は、2026年4月1日時点で75歳の人(昭和25年4月2日〜昭和26年4月1日生まれ)か、80歳の人(昭和20年4月2日〜昭和21年4月1日生まれ)で、対象の人には6月以降、広域連合から受診券が順次送付されます。問い合わせは、埼玉県後期高齢者医療広域連合 給付課(048-833-3130)です。市のがん検診のページでは、お口の機能健康診査の対象から「令和7年4月1日時点で75歳又は80歳の後期高齢者医療被保険者」が除かれています。がん検診は、がん検診の記事にあります。
早めの受診を勧めています
市のページには、「健診期間終了間際には、医療機関が混雑し、予約がとりにくくなる場合があります」「早めの受診をお勧めします」と書かれています。風邪症状(発熱、咳、呼吸困難など)や関節・筋肉痛、下痢、嘔気、嘔吐などの症状がある人は、受診日を延期するよう書かれています。
各区保険年金課 福祉医療係の電話番号
- 西区 048-620-2655/北区 048-669-6055/大宮区 048-646-3055/見沼区 048-681-6055/中央区 048-840-6055
- 桜区 048-856-6165/浦和区 048-829-6127/南区 048-844-7165/緑区 048-712-1165/岩槻区 048-790-0157
問い合わせ先
- さいたま市 福祉局 生活福祉部 国保年金課 保健事業係: 048-829-1277
出典
- さいたま市「後期高齢者健康診査のお知らせ」(2026年9月30日更新)
- さいたま市「2026年度(令和8年度)のびのび健診(特定健康診査)・国民健康保険人間ドック(40歳から74歳の方)について」(2026年7月23日更新。国保の人間ドックの数字の出典)
- さいたま市「がん検診・成人の健康診査等について」(2026年10月8日更新。お口の機能健康診査の対象の出典)
アイキャッチの写真: AIで作成したイメージ(実在の場所・施設ではありません)
